君の後ろ姿を見たのは、 君の名前を呼んだのは。 …お願いだから こっち見ないで 会いたい気持ちなんてないから。 でもまだ…早すぎるから 一哉はアタシの存在に気づかずに、学校へ向かって行った。 家の前から動けない。 足が自然と後ろに動く。