―一哉が笑ってる ―一哉が泣いてる アタシは本当に、幸せ? 「幸せ、だよ…」 アタシがアタシに問いかけている。 その声がだんだん大きくなっていく ―幸せ? ―本当に? 「っ…しあ、わせ…」 声が小さくなる。