放課後プリンセス







「よくできたご褒美。あげる」






一哉は顔をアタシから避ける。



…照れているのかな、と思う




顔と言葉は違うんだよ?一哉?





そう言った一哉のポケットから出てきたのは






「これっ…!」





小さな貝殻がついたネックレス。




「この前行った海のヤツで作った。初デートの思い出と、して」




初めてのデートは、




アタシの初恋の人と。





すべてが初めてで




戸惑うこともたくさんあった。




…それは




このネックレスに込められているんだね。