すべてが吹っ切れたように境さんは立ちあがって伸びをした。 「えっ、あの…」 「何かあったら、いろいろ話してね。人生の先輩として」 大人な境さんは、 1人の少女で。 でもどこか大人で アタシの人生の先輩になってくれた。 「…はい…っ!ありがとうございます!」 …それでもまだ何かが残っていた。 聞きたいことがあるのに、 その時は浮かばなかった。