1人だけ アタシは気分が落ちていて。 何でだろう。 今日の一哉の笑顔に、やけに反応するのは アタシに向けられているのではなくて、 堺さんに向けられているの? アタシに優しくしてくれる。 けれど心のどこかで、一哉を疑っている不安があって。 「はあーっ…疲れた」 海水に濡れた髪もやけに似合う彼女。