『うんっ、いーよ!!』
少女は元気よく頷くとポケットの中から小さな瓶を取り出し、少年の前に差し出した。
『・・・・可愛い星だね。』
その瓶の中身は、彩りのコンペイトウだった。
少女らしい発想に、少年は思わず笑みを浮かべる。
『それでね、かれんお星様にお願い事するのっ。』
『どんな願い事??』
少女はコンペイトウが入った瓶を大切そうに見つめてから少年を見つめる。
そして、ゆっくりと口を開いた―――
『―――――・・・・』
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