灰色恋愛










マンションの近くには、小さい公園があった。








はじっこのほうにある大きな木の下にあるブランコに腰掛けた。








冬とは思えないほど、少し暖かい風が吹いている。









前の道を歩いている小学生を見ていると、いきなり話しかけられた。








「ねぇ君一人?」







後ろを振り返ると、知らない男が3人立っていた。








「俺ら暇してんだけどさ。暇なら一緒に遊ぼーよ」








「暇じゃないです」







そう言って立ち上がる私の腕を、1人の男がつかんだ。







「暇でしょ、どう見ても暇そうだしー」







手を振りほどこうとしても、男の力には敵わない。






「俺らさいいところ見つけたんだよね」






「・・・ゃ」






男は無理やり私の腕を引っ張る。







・・・やだ!







「触んな」








「・・・ぁ」