灰色恋愛








「あっシンさんここ!たぶんここです!!」








今日引っ越してくる予定のマンションの前に着いた。







「ん?ここなの?」








「はい。たぶん」








「たぶんって、家わかんないの?」








シンさんは笑いながら聞いてくる。








「今日から引っ越すことになってたから・・・」







「お。一人暮らし?」








はいと返辞を返すと、シンさんは私の頭からヘルメットをはずすと、じゃぁねと言ってもと来た道を戻って行った。