《ごめんね……》


パパの顔を見る事ができ

ない。


吸っていたタバコを叩き

つけるパパ。


「帰ってきたら色々聞か

せてもらうからなっ!」


そのまま車に乗り込み行

ってしまった。



【ビクン…あぁ〜どうしよ

かなり怒ってた…】



チビ太はまだ夢の中

だった。



可愛い寝顔。



あたしは何をしてきたん

だろう。



こんなに小さなチビ太が

いるのに。



大切なチビ太。




【ごめんね…遅くなって

ごめんね…ぅっ…

ごめん…ね…チビ太ぁ】