「お前…目さませよ!!こ

んな事する奴がいいのか

よ?イタズラだのイタ電

だの普通じゃねーよな?

しかもチビ太まで!散々

楽しんで自分の思い通り

にならなきゃ嫌がらせだ

ろ?!!情けねー奴!」



パパの言う事は正論だ。



【…そうだよね…ズキン

TUNのやってる事は

まともじゃない…ズキッ

わかってるの……だけど

まだ……あたしの中の

TUNは出逢った頃と変

わらない…キュン】



チビ太が

あたしにブレーキをかけ

てくれている。



【…今のTUNは…本当

のTUNじゃないよね?

元のTUNに…キュン

戻るよね?】



あたしはTUNとの未来

を諦める事ができていな

かった。



あたしの気持ちは

ぐらぐら揺らぐ。




こんなに苦しい愛を初め

て知った――――