「は?!!いなくなればい

いって!どーゆーことだ

よ??!」


《…分かんない…ょ…》



あたしの頭の中では最悪

な事ばかり浮かぶ。



「チビ太に何かあったらど

うするつもりだ?」


《…あたしが…守るから

グスン……絶対に…》


「守るったって限度がある

だろ!チビ太もお前もし

ばらく外に出るな!

後は警察だな…」


《え??警察…もう少し

待って……グスグス》



警察だけは避けたい。



「そいつとお前の事は言わ

ねーよ…お恥ずかしい話

だもんな?!

ただ車のイタズラがある

って言って見回りをして

もらう!!そうすりゃ

少しは安心だろ?!」



【キュン…よかった…TUN

だけを犯罪者にはできな

いょ……だって…ズキッ

あたしなんかと出逢わな

ければTUNは変わらな

かった…】




もう


TUNとあたしは共犯者

になっていた――――