【もう…

咲には言わない…ズキン

大事な事は絶対に】



悔しい位寂しくなった。


今までの咲との思い出が

駆け巡って中々寝付けな

かった。



[パパァ~

いってらっしゃい~~]


チビ太がパパを見送る。



【あぁ…やっと…仕事に

行ってくれる…フウ~】



普通に息が吸える…。


また数時間後に息苦しく

なるのが恐い。


《さぁ~チビ太!

ごはんたべようか?》



ガチャガチャ!!!



【ドッキーン!なに?】



「おい!!

ちょっと来いよ!」


パパが勢いよく戻って

きた。


《えっ?!何?》


何が起きたのか全く分か

らなかった。




ものすごい恐怖が襲って

くる―――――