【聞く…そんな事聞けな

いょ…ぉ…TUNは

そんな事しないよね?】



絶対認めたくない。



愛した人だから―――



ブルルルル~~~



【ドキン!!】



携帯の震えをと同時に

全身も震えた。



【どうしょ…TUNだ…

最初になんて言えば

いいの…ぉ…】



《…はい……》


『もしもし?

TABASA?』



【ドキン…TUN……】



『あ~やっと話せる!

よかった…』


いつもと何も変わらなか

った。


あたしは言葉が見つから

ない。


『TABASA…昨日の

夜は本当にごめん!

約束破って悪かった

許してくれ…』



TUNが必死に謝る反面

あたしはだんだん腹がた

ってきた。




輝きが消えたツリーの下

がどんなに暗くて…

寒くて…悲しいところか

知ってるTUN―――?