「なーんか二人暗いじゃ

ん?」


雛が心配そうに聞く。


《そんな事ないよ~ねっ

TUN?》


『あー……』


それ以上TUNは何も言

わなかった。


今日は早めに雛達と別に

なった。



『TABASA…

早くふたりきりになり

たかった…』



【ぁ…TUN……キュン…】



《TUN

あたしも…だょ……》


TUNの熱い口唇が重な

ってきた。


『俺も…あれからずっと

考えたよ…TABASA

を離したくない!!』


TUNの胸に抱き寄せら

れる。



【…ぁぁ…TUN………】




このまま永遠に時が

止まって――――