『俺のところへ独りで来

て欲しい…考えてくれ』



そんな残酷な言葉を残し

て帰って行ったTUN。



「今日も雛ちゃんとか?

最近よく遊ぶな?!」


パパが起きてきた!


《うん……》


あたしの頭の中は違う事

でいっぱいだった。


《頭痛い…寝るね……》


「飲み過ぎかよ!ずいぶ

ん楽しそうだな!!?」


パパの嫌味も今はどうで

もいい。



――ガッチャーン――


パパがいつもより早く仕

事に行ってしまった。



【…チビ太ぁ……】



可愛いチビ太が横で寝て

いる。



【ママ…最低だね

ごめんね……ぅぅ…】




小さなチビ太を抱きしめ

ながら泣いた――――