雛のおかげでパパの電話

もクリア出来た。



【あっ…この感じ……】



カラオケボックスにいる

と初めて逢ったドキドキ

を思い出す。



『TABASA

俺もっと一緒にいたい…

無理なのはわかってるけ

ど…それでも逢いたい』



【TUN…キュン……】



《あたしも…あたしも…

もっと逢いたい…》


逢えば逢うほど離れられ

なくなる。



4人で同じホテルに

入った。


「じゃあTABAちゃん

また電話するね~

おやすみ!」



雛達は隣の部屋に消えて

いった。




早く帰る約束…もう……

どうでもいい――――