『俺ずっとTABASA

が来てくれるの待ってた

ベットの上で白い天井

見ながら待ってた…』


《え?ベット…?》


『あー俺、事故ったんだ

よ!』


《えっ?!事故…

ほんと?ケガは?!》


『ケガなんてたいした事

ないよ!なぁ電話くらい

してくれよ…』



【…ズキッ……】



《ごめん…ね…あたし…

何も知らなくて…ズキン》



意地を張って連絡しなか

った自分を責めた。



『どうして…前の彼女が

来て……TABASAは

来ないんだよ…』



【……え??…彼女?

ウソ……ズキン…】




空白の時間がふたりの運

命を狂わしそうだ―――