『大丈夫だよ…

俺とTABASAは

ずっと一緒だよ!』



TUNの優しい声を耳元

で感じる。



ふたりは愛しあった。



日が沈み始めているのに

も気付かないほどに。



《あたし…

そろそろ帰らなきゃ…》



絡み合っているTUNと

あたしの手がほどかれて

いく。



『そうだな…試験の結果

が分かったら1番に報告

してな?!』


《うん!もちろん~》




いつも待ち合わせする駅

で別れた――――