《TUN……グスッ……》


『TABASAは子供み

たいだな~可愛いな~』



【キュン……あたし…TUN

を愛してる…ずっと

ずっと一緒にいたいょ】



手を引いて出口へ導いて

くれるTUNの後ろ姿を

見つめていると今までの

迷いが無くなっていく。



【あたし…この人に

ついて行きたい……】



『おし!

次は馬に乗ろうか?』


《うん!!乗る乗る~》



旅行という現実から離れ

た場所。



離れれば離れるほど

TUNの存在が大きく

なる。



もう…彼と離れる事など

考えられない。




この旅行でパパとの離婚

を考え始めた――――