沈黙の中…TUNの声が

ボソッと聞こえてきた。



『俺…ずっと騙されてた

んだな……馬鹿みたいだ

な……』



【イヤ……ダョ…ズキン

そんな悲しい顔しないで

ごめんなさいTUN…ズキッ】



TUNの目が真っ赤にな

っていた。


《TUN…ごめんね…

ごめんね…》


何度も謝り続けた。



TUNの悲しそうな目が

胸に突き刺さる。


『出るぞ!!』


いきなり!TUNが立ち

上がった!!



【え?!どしたの?

話は……?…?】



ジャラジャラ〜〜〜




TUNは鍵の音と共に先

に行ってしまった―――