【隠してる……事…ギクッ

もしかして……?】



黙ってしまった。



『TABASAは…

どこに住んでるの?

電話番号は?』



【ドッキーン!!!きた…

ついに…きちゃったょ…

きっとバレてる…ぅぅっ

……どうしょ…ズキズキ】



何て答えて良いか分から

ないまま沈黙の時が

流れた。


『何か言えよ!』


厳しい口調になる。



【もう…言わなくちゃ本

当の事…今日が最後にな

るかもしれない…ズキッ】




口唇が震え出した―――