『これからは

TABASAの声が聞き

たくなったら…いつでも

聞けるんだよな…?』



TUNが強く念を押して

る様に思えた。



【ドキッ……いつでも?

…ギクギク…】



《あっ…うん…

もし出れなかったら

かけ直すから…》



携帯の存在すら知らない

パパが居る時は出る事が

できない。



結局、昼間??



でもチビ太が起きてる時

は無理。


携帯を持っても何も変わ

らなかった。



【あたしは…どうしたら

いぃ……?このまま

TUNを騙す?きっと…

いつかはバレる日がくる

別れたくなぃ…ょ…ぉ】




今はTUNで頭の中が埋

め尽くされていた―――