「だぁぁぁ!!!!

うっせーよ!!!

担任に何言われて来たのか知らねーけど、
教室には戻らねーょ!!」



だから、さっさとお前だけ行け!!




ってか、オレのクラス役員ってこんなオンナだったっけ?

まぁ、クラス全員の名前どころか顔も覚えてねーんだけどさ。



「ん??」




オレが言った言葉に
まるでウサギみたいにクリッとした目が キョトンと更に丸くなる。





「なんだよ??」


まだなんかあるのか!?





「私、ココの学校の生徒じゃないよ??」




「…へっ???」





変な声出ちった。
だって、同じクラスのヤツだと思ってたら…
学校まで違うのかよ!!!





「あ…」

よく見たら、学校の制服じゃなくて、
コイツ、私服姿だ。