*powder snow ~空に舞う花~*




「朝日奈先輩??」



オレの名前を呼んだ声。
しかも…オレを『先輩』と呼んだ声。


条件反射のように、その声のした方へ顔を向けた…。





「ほら、やっぱり。

久しぶりですね、朝日奈先輩!!」



このショッピングモールはオレの中学校の学区から自転車圏内。

だから…こうして知り合いに会うのも不思議じゃあない。





けど…



会いたくないタイミングで、
会いたくない奴らに、
会ってしまうのは…



やっぱり違う場所にすりゃ良かったと後悔をする。






「…ああ、久しぶり」




目の前にいるのは、水泳部の後輩。



オレが2年の時に入部してきた、1学年年下の中にいた3人。






オレがまだ『エース』だった頃、よく部活内で話したな…。