「海斗ー、どぅっ??」
夏休み。
駅に隣接されたショッピングモールで、莉子の買い物に付き合っていた。
女の服選びはなんでこんなに長いんだ!?
どれだって同じに見えるのになぁ。
花柄のヒラヒラしたミニスカートを試着して、嬉しそうに鏡を見てる莉子。
「あー、いぃんじゃね??」
「もう!!海斗、さっきからそればっか!!」
「あー、そう??んな事ないだろ」
「海斗、最近変だよ!?」
莉子の言う通りオレは上の空だった。
夏休み…
40日間あまりをどう過ごせばいいのか
正直、わかんねー。
去年の夏休みは…
リハビリしてたな。。
一昨年は…――
「…ぃと!!海斗!!」
もたれていたオレの肩を莉子が揺さぶる。



