一緒に寄り道でもして帰ろうと誘った大悟がトイレに行ってる間、 教室で肘をついて待っていたら… ――…ドンっ!! 「いったぁぁぁいっ!!!」 「!!!」 いきなりの、あまりの大声にびびった。 その声の元を見たら… 瀬戸莉子。 「なにしてんの??お前」 何気に声をかけたら 「小指…ぶつけたぁ~」 しゃがみこんだまま左足の小指を握りしめてる。