――……翌日、土曜日。
昨晩から降り続いてる雨は一向に止む気配なく…どんよりと重い雲が空を覆っていた。
「…ハックションッ!!!」
「もぉっ!
海斗きたないっ!!」
「あー、わりっ」
案の定、朝から鼻水とクシャミが止まらない。。
部屋のボックスティッシュとゴミ箱を抱えこんだ。
「熱は?」
「ん、ない」
「バカだしな」
「うっせーよ」
ここはオレの部屋。
目の前には、いつもの2人。
茶化してケラケラと笑う大悟と
呆れ顔しながら新しいティッシュ箱を用意する莉子。
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