「あ……、 カフェオレ売り切れかよ」 『ミルクたっぷり』って牛が牛乳瓶持ってるイラストが書いてある 何気に校内1番人気のカフェオレ。 当然オレもこれ目的で来たのに。 「ちゃんと補充しとけよな~」 仕方ない… 果汁100オレンジジュースにしよ。 小銭が無造作に入れてあるジャージのポケットに手をつっこむ。 「……」 ポケットの中には 小銭に紛れた スカイブルーのメモ。 『連絡待ってるから!!』 そう言った千雪の笑顔が脳裏に蘇える。