どうか…別人でありますようにと願うのも……。 『朝日奈海斗、って名前からして早く泳げそうでしょ~』 それから… 莉子となにを話したんだっけ?? あれ、よく覚えてないや。。。 莉子の話しを聞いて、私笑っていられた? 大丈夫、だよね? ベッドに座りながら通話の終わった携帯電話を握りしめて思う事は ただ、ひとつ…。 海斗がカナヅチなはずがない…。 彼女である莉子にウソをつく理由なんて…私にはひとつしか思い浮かばない。 海斗は…やめたんだ。 あの、キラキラ光る場所に立つ事を……。