大悟がおもむろに立ち上がってリビングから「デザート」なんて笑ってアイスを持って来たから
それを食べていたら
「で、海斗はどうすんの?」
スプーンをプラプラと揺らしながら大悟が話しかけてきた。
「どうするって、なにが?」
オレがなにをどうすんの?
「千雪ちゃんの事、気になるんだろ?」
気になるかならないかって聞かれたら…、
こうして大悟に相談したって事は気にしてないって言ってもウソになるだろ?
けど……
「すぐに忘れる」
そう、きっと…すぐ。
もう話さないし会わないし、関係なくなるだろ?
「ふーん…」
話をふってきたくせに、またアイスをつついて興味なさげな顔。
「なんだよ…?」
「忘れるって海斗が言うならそれでいいんじゃね?ってだけ。
別に、反対もしねーよ」
そんな事言われたって、忘れる以外の選択肢なんてないだろ??



