恐る恐る大悟から莉子へ視線をうつす。
やっぱり…
無視、とかされてんのか?
莉子と目が合った。
ニコリともしてない目と口元は、まだ怒ってる証拠?
「あ、あのさ…」
やっぱり、ここは素直に謝ろう…って思ったのに
「ったくー、仕方ないなぁ。今日は海斗のおごりね!」
呆れたように笑って、莉子もオレの席に来た。
「…仕方ねーな」
「仕方ないとはなによ~!!」
「おごらせていただきます。喜んで!」
莉子には、かなわない。
「お前たち、なんかあったのか?」
こんなやりとりをしてるオレたちを見て、意味の分かってない大悟は疑問符を頭上に浮かべてた。
「なんもねぇーよ!」
「なんにもないよ!」



