「………お前も、か」 ハッと苦笑いして 思わず口にしていた。 「ワリィな、今はお前の好きだったオレじゃねーわ」 なに…期待してたんだ。 バカじゃねーの、昨日の時点で気がつけよ、オレ。 「違うのっ!!海斗!!」 「なにが??」 「だからっ、あのねっ」 ほら、な。 必死で言い訳探し。 こんなヤツ、今までいっぱいいたな…。 「お前…うぜ」 うぜぇよ…って、言おうとしたんだ。