―――― 授業を抜け出して 静かな中庭でかけた電話。 冷たい機械の向こう側には温かい笑い声がしていた。 『海斗こそまた授業サボってるくせに~』 「まぁな」 携帯電話を耳につけながらベンチに寝転んだ。 「今日も昼寝日和なんだよ」 『ふふっ、なにそれ』 「昨日は誰かさんのせいで昼寝邪魔されたからな」 『起きてって言ったのに起きてくれなかったからだよ!!』 それが突き落とした理由になってないのは…自覚症状なしかよ???