――――…
「ホントに行かないの~??」
放課後、大悟たちとのカラオケに
「今日はパス。またな」
しっかりお断りな言葉を残して、めずらしくまっすぐに家へ帰る。
「あ゛ー、意味わかんねー!!」
自分の部屋に着いた途端、カバンを使われた形跡のないキレイな机に投げつけて頭をかきむしった。
「…ったく。なにしてんだオレ」
ため息ひとつついてベッドに倒れこむ。
そのままズボンのポケットから無造作に握りしめて取り出す。
「………」
手のひらの中には…スカイブルーのメモ。
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