*powder snow ~空に舞う花~*



「莉子?海斗くんが中学の話した時なかっ…「海斗くん?」

エリカが話かけてくれた最中、
1人の女の子が『海斗』の名前に反応した。



「え?」

海斗っていう名前が珍しいわけじゃないと思うけど、確かに学校に何人も何人もいる名前じゃないよね。




「海斗くんって…朝日奈海斗先輩の事ですか?」

「そぅ、海斗の事知ってるの?」


私…自分の中学でフルネームを言える先輩なんてそんなにいないのに。



「知ってるよね」

「有名だったもんねっ」

2人はなぜか少しテンションが高くなって話だしてくれた。





「有名?」

遅刻常習犯だから?って、違うか。





「秘密で海斗先輩のファンクラブとかあったんですよー!!」

「そぅそぅ!!泳ぎ終わったあとに髪が濡れてる姿にドキドキしたもん!!」


海斗のファンクラブって…。。
確かにカッコイイけど、そんなにモテモテだったなんて!?




って!!そんな事より……


「泳いでたって…」

夏の体育の時間?






「あ、海斗先輩は水泳部ですよ」

「けど、2年の時までだよね?」

「そぅそぅ!!事故っちゃってから、まるで別人みたいになっちゃったもんねー」




ちょっと…待って。。


事故…って、なに?