「話、したら絶対泣いちゃうもん」
「まだ話してないの?」
「…どぅ話したらいいか、分かんないんだもん」
「見に行きました。知ってます。…なんて、言えないか」
「言えないよ、そんな事」
―――…夏休み。
怒った海斗の心の中が分からなくて
考えても考えても答えなんて分からなくて
だから、大悟に電話したあとに気づいちゃったんだ。
最初は私、やっぱり何かしちゃったのかとか考えたんだけど…
やっぱり、思い当たるきっかけは海斗がトイレに行ったときの事。
遅いと思って、トイレの入り口に行ったら海斗と話してた男の子たち。
だから…―――



