*powder snow ~空に舞う花~*


「ねぇ、いいの?」



帰り道、カバンに常備食かのように忍ばせていたおやつのイチゴポッキーを食べてる私にエリカが話かけてきた。




「ん?」


「ん?、じゃないでしょ~。朝日奈くん、ずっと莉子に話かけようとしてたよ?」


「…うん、知ってる」





海斗の視線に気づかないわけない。

でも、目を合わせたら
泣いてしまいそうだから…。




「ただ、エリカと一緒に帰りたかっただけだもーん」


「ハイハイ、強がりもほどほどにしときなね」


「…ポッキー、食べる?」


「もちろん」