だって…
大悟の言うとおり、普通は彼女にあんな事したら
キライだとか、最低だとか、めっちゃ怒って言われると思うだろ?
なのに…莉子は普通だったから絶対大悟が絡んでると思ったのに。。
「だって、莉子は大悟に話したんだろ?」
『あぁ、それは確かに電話かかってきたよ。
んで、海斗が怒ってた理由が分かんないからって、一部始終話してきたけど…』
「そん時、大悟はなんて言ったんだよ??」
うんうん。って聞いてただけじゃぁ…ないだろ?
『だからぁ!!こないだも言ったろ!?
お前が触れて欲しくない話をオレが話すわけねぇじゃんって。
でも、だからと言って
泣いてた莉子チャンを慰める上手い話なんてすぐには浮かんでこないっての!!』
確かに。。
大悟の言ってる事もわからないわけじゃないけど…
「んだから??」
『それがさ~、莉子チャンにどう話そうか考えてたら…
『あー、やっとスッキリしたぁぁ~!!』って。。
これが、めっちゃ大声でさ、オレもビックリしたよ』
………はぁっ??



