太郎の父は
朝早くから海に出て漁を行う


小さな舟を所有し
一人で行っていた


そこに小次郎が加勢したのである


元々漁業に多少なりとも経験のある小次郎には、何とかこなす事が出来た


真面目さもあり
父とは暗黙の了解のもと魚取りに励めた


一方、太郎は
あまり好きではない
いやむしろ嫌いな学校へと出かけて行った