しかし、悲惨な労働者は所詮泣き寝入りが趣味、【友達会社のストライキはできない】訳で、
トップのIちゃんに反対運動デモをして、直接的にIちゃんを省くのは怖いんだろうな。
――今回は【表面状は仲良しなイジメ】だったんだ。
【仲良くしながら、居ないところで悪口】
正に陰口、字の如く悪口。
そして【皆は散々悪口言ってる癖に、Iちゃんにはちゃっかり友達面をする】んだ。
まさにIちゃんはピエロってやつになる。
俺が気付いたのは、このクラスは一、二年の時より意地悪っ子なんじゃないかってこと。
今までは、やっぱり【女子特有の上下関係があった】から、
【悪口を言うことで“自分を護らないといけない”から、しょうがなかった部分】もあったため、
自分がイジメられない為には、【イジメに加担するしかなかった立場の人が居た】訳で、
【イジメに応戦した子が百も悪いとは言いきれない】と同情心が働かないか?
けど、今回は違うだろう。
“ただの悪口大会”なだけで、ただ【性格の悪い女の集団イジメ】なだけだ。
凄いよね、そんなに集団で居たいんだね。
だったら、お昼休みに毎回三十人三十一脚をして、練習に励めば良いのに。立派な青春じゃないか。
女子高生は青春とか友情とか親友って響きが好きなんだろう? とってもお勧めだけどな。



