ご主人は相方とクラスが別れたので、凄くご主人は淋しがっていた。

隣のクラスなのに切ないと嘆いていた。


ちなみに流行りのせいか、減少しつつあったお姉さんな格好がクラスだとご主人一人だったんだ。

なので、ナチュラル系のグループに入ることになり、それなりに仲良くやってたみたいだ。


ただ、ご主人はバラエティー番組を好むタイプだったんだけれど、

新しく所属する3番目グループは、恋愛・学園ドラマと歌番組を主に見るタイプだったんだ。


その差は、女子高生のご主人にはでかかったみたいで、

新グループは少女漫画が好きなんだそうだけど、ご主人は漫画にあんまり興味がなくて、人生で読んだことがある漫画って、○ーラームーンくらいだったせいか、

話のネタに挙がる少女漫画は読んだことがなくて、チンプンカンプンだったんだ。

趣味嗜好の波長が別だったんだ。


また、アルバイトをしているのはグループでご主人だけで、微妙に金銭感覚も違ったし、

遊んで買い物に行くにも、違う系統の店に入るのが嫌だと言われて盛り上がらないし、

感性が違うからか、お喋りの起承転結さえ噛み合わなかったみたいで、

相方みたいには馴染めなかったんだ。


そう考えると、“ファッションが似ていると波長が合いやすい説”は、

一割くらいは説得力があるかもしれない。


てかさ、クラス替えって本当イリュージョンだよね、パっとグループに別れるんだから。

きっと第六感。
運命感じて友情ごっこ、それが可愛い女子高生だ。