結局分裂して、このクラスは七つのグループになったみたいだ。


俺が思うに、GもHも【他のグループを傘下に入れよう】としなければ、

ゆるゆると【仲直りしていた】はずなんだけどな。

会社と会社の買収みたい。いや、株主と企業の関係みたい。

――なんてね、俺は経済も経営もハテナ。知ったかで例えてみただけだ。



たかがの誤解を、【教室を巻き込んで全面戦争にしたりなんかするから、喧嘩がイジメに変わった】んだ。

そんなみみっちいことをするから、【殺伐としたピリピリとしたつまらない世界】に染まり、自ら【仲直りの機会を潰した】んだ。


《ばかみたいだなー》と思うご主人に今回は俺も共感だ。

だって【悪口に飽きたらしく、あっけなく終戦した】んだからさ?

……だったら【最初からしなきゃいい】のに。

様々な悪口を言って何になるんだろう。口が腐るのに足を引っ張りあって馬鹿みたいじゃないか?


――人間って不思議だ。

どうして“お別れ”があるんだろうか。
昨日まで仲良ししてたのに、何故どうでもいいことで関係を終わらせようとするんだろう。

感情があるからなのかな?
なんて壮大なことは分からないや。

とりあえず桜ソングでも歌えばいい。最低限のラインは外さないから、桜を絡めたらイジメも美しく散ることでしょう。