このランクは、【上から順番に“発言権”】があった。


例えば、文化祭の出し物はで多数決でクレープに決まっていても、

ギャルの子達が『タコ焼きが良い』と言えば、

いつの間にか皆が譲っちゃって、タコ焼きになる感じ。


テスト前だけ『ノート見せて』と、図々しいやっちゃなぁと思いつつも貸す。

そんな感じだと言えば分かりやすいかな。



皆、【自分より階級が上のグループ】には、【下手に出て媚びていた】んじゃないかな。

不満や文句は飲み込んで、むやみやたら“上”に盾突くことはない。


聞こえは悪いけれど、昔で言う士農工商が、

ファッションに変わった感じだからやむを得ない。【権力の差があった】んだ。


身分が下なら、上のご機嫌をとるのが当然賢い訳。

革命がない限り、身分制度は変わらない。


―――それが女子高生。




【性格なんて後回し。外見がモノを言う】んだ。


―――【ファッションがものさし】


それが、男子には秘密な女子のルール。

女子高生の掟。