『イジメっ子が悪い』…そりゃあ皆そう思うだろう。
例えるなら、タバコ。禁煙が主張され喫煙者は肩身が狭い昨今。
タバコ会社で働いている人は複雑な心境だろうし、タバコ畑で働いている人は生活が苦しいだろうし、難しいよね。
俺はノースモーキングだからありがたいんだけど、時々思うんだ。
――『喫煙者が悪い』
タバコ関連の会社は悲惨なんじゃないか――と。
売上低下でリストラされて、家のローンが払えない、妻には離婚を申請されたなら――禁煙を主張する【“正義”が悪】かもしれないよね。
――何が悪いって、難しいだろう?
生まれや環境、性格だって様々で、だから悪いの感覚もバラバラで、それは分からない。
【透明のイジメの加害者が見えない訳を】考えてみて?
きっとイジメっコも、いじめられっコも、見てる奴も、先生も、親も、
みんな【みんな本当は『自分は悪くない!』って言いたいはず】なんじゃないかな。
…といえば、誤解され兼ねないんだけど。どうか最後までこのアホな俺に辛抱してね、なんせ説明が下手なんだ。
ぼんやりと俺が言いたいのは、【悪かったと認めたとしても、意味はあるのか?】ってこと。



