『真面目に聞いてよ、まじ次は主人ちゃんだよ?』
さぞ親身になってくれたかのような、優しい言葉をかけてくれたかのような、
【オトモダチ面】をして、【親友気取り】の茶番劇。
この人たちは、なにもご主人の心配なんてしていやしない。
牽制も言葉遊びもする気がないんだ――
ただ。
醜く笑いたいだけなんだ。
陥れて笑っていたいだけ。
この場合、彼女たちのシナリオは二通りある。
一つはご主人がJちゃんから離れて、Jちゃんが退学するまで悪口を言う世界。
もう一つは、ご主人がJちゃんと仲良くして、身代わりとなる形で新しいターゲットになる世界。
トータルで見れば、どちらも一緒。イジメはイジメ。



