「ヨミぃー!!」

僕は叫んだ。

でも、ヨミの姿が僕の場所からみえない。

窓までいって、下を見ようとした時だった。

ドドォーン!!!

と、凄い音がした。

「な、なに?」

「どこかで、何かが壊れたのでしょうか?」

クロムも、何が起きたのかわからない様子。

「レイス、ヨミの事はたのんだ!」

近くにいた、レイスにヨミのことを任せ、音のした方へ走った。