一緒に夜空を見上げる。
「綺麗」
余計な光がない分、いつもより星が輝いて見える。
「紅茶飲む?」
「ああ」
美和から紙コップを受け取ると、紅茶を注いでくれる。
手に、じわっと紅茶の温かさが広がった。
「チョコケーキは?」
バスケットからスティックタイプのチョコケーキが、キャンディーのように包まれて出てきた。
「食べさせてくれるだろ?」
「へっ?」
ちょっと上ずった声が返ってくる。
「だって、恥ずかしいよ」
「誰も見てない」
「そうだけど・・・」
「綺麗」
余計な光がない分、いつもより星が輝いて見える。
「紅茶飲む?」
「ああ」
美和から紙コップを受け取ると、紅茶を注いでくれる。
手に、じわっと紅茶の温かさが広がった。
「チョコケーキは?」
バスケットからスティックタイプのチョコケーキが、キャンディーのように包まれて出てきた。
「食べさせてくれるだろ?」
「へっ?」
ちょっと上ずった声が返ってくる。
「だって、恥ずかしいよ」
「誰も見てない」
「そうだけど・・・」

