秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編④

「着いたぞ」


「うーん」


結局美和は、移動の途中でコクコクと首を揺らし、最終的には完全に寝入ってしまった。


声をかけただけじゃ起きないか。


シートベルトをはずし、そっと美和に近づく。


「起きろよ、美和」


そう声をかけて、唇を塞いだ。


眠り姫は、キスで起きるんだろ?


「ん?」


ほら、お目覚めだ。


「おはよ、美和」


「あれ?私寝ちゃったんだ。ごめんね、龍矢」


「別に。それだけ俺の隣が安心出来るってことだろ?」


そう言うと、美和の顔がカーッと赤くなった。


まあ安心し過ぎるってものも、どうかと思うけど。