秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編④

甘くて、酸っぱいはちみつレモンが、急に口の中に入ってくる。


ゴクンと飲むと、龍矢の唇が離れた。


「風邪、うつっちゃう」


「そしたら、俺が看病してやるよ」


「バカ」


いつもより熱い唇が、私の唇に触れる。


「お前のことになると、自分が抑えられなくなりそうで怖いな」


コトリと音を立てて、龍矢がカップをベットサイドに置く。


そのままゆっくりと、ベットに倒された。


「キスで我慢する」


「ちょっとだけだからね」


「ああ」


ほんとに分かってるのかな?


カゼノユクヘ


次に引いてるのは、私だったりして。






・・・END