秘密な花嫁~旦那様は先生!?~特別編④

「んっ・・・」


誰かに頭をなでられる感触で、目が覚めた。


「キスじゃなくても起きれたな」


「龍矢」


あっ、私眠っちゃって・・・


ベットに預けていた頭を上げて、龍矢を見る。


「気分どう?」


「だいぶいい」


「そっか」


熱測ってと、体温計を渡す。


顔色もだいぶ良くなってるし、熱も下がったのかな?


音が鳴った体温計を見ると、確かに熱は下がってるけどまだ37度3分の微熱。


「まだ下がんないね」


体温計をケースにしまいながらそう言うと、急に龍矢に引き寄せられた。


「うわっ。ちょっと」